東京国際フォーラムCでブラッド・ブラザーズを観てきました。
柴田恭平がミッキー役の時も観ました。今回は柿澤勇人さんがミッキーで、吉田鋼太郎さんが演出ということで興味があり、チケットゲット。
柴田恭兵さんの時に吉田鋼太郎さんがサミー役で出ていたらしく、当時のプログラムに吉田鋼太郎さんの写真が載っていました。まったく記憶にありません。
あらすじ(ネタバレあり)
ジョンストン婦人は貧乏なのに子だくさん。夫に捨てられ、双子を妊娠していると医者に言われます。一人なら育てられるけど二人育てるのには家計が困る。そのことを家政婦として働いていたライオンズ家の婦人に話すと、子供を一人欲しいという提案を受けます。
下記の条件から契約を結ぶことに。
- 大切に育ててくれる
- 家政婦として働いている間、子供に会える
実際に子供が生まれて家政婦として働いていると、ライオンズ婦人はジョンストン婦人が家にいると不安になります。
お金を渡してジョンストン婦人を解雇してしまいます。子供に会えるという契約をしたのに…
双子のミッキーとエドワードは7歳になります。両婦人とも、お互いの家の近くで遊ばないように忠告していたのですが、忠告をやぶり近くで遊んでしまいます。そこで二人は出会ってしまいました。
偶然誕生日が一緒だったので、義兄弟の契りをかわします。
ライオンズ婦人はエドワードがミッキーと遊ぶことを嫌がり、引っ越しをして二人を引き離します。
引っ越した後しばらくして、ジョンストン家が立ち退きのため、与えられた土地へ引っ越すことに。
14歳のミッキーとエドワードは偶然出くわします。久しぶりに話すと、実はお互いの家が近いことに気づきます。
それからミッキーとエドワードとリンダの3人で仲良く青春を過ごします。
ミッキーは働き、エドワードは大学へ。エドワードの仲介もあってミッキーとリンダは付き合うことに。
リンダが妊娠し、ミッキーは結婚。働かなければならない時期に、会社から解雇されてしまいます。職探しは難航し、兄のサミーからよくない仕事の誘いを受けます。受けなければいいものを、ミッキーはサミーの誘いを受け、刑務所入り。
刑務所では精神を病んでしまい、薬漬けになってしまいます。
刑務所からでても、薬漬けは変わらず、リンダはエドワードに助けを求めてしまいます。
エドワードの助けもあって、家も働き口も用意されたのですが、ミッキーは全然よくなりません。
リンダは疲れてはてて、エドワードと二人きりで会ってしまいます。そこをミッキーが見てしまい、拳銃を持ち出してエドワードのところへ。
ミッキーがエドワードを撃とうとしているところに、ジョンストン婦人が二人の真実「本当の双子の兄弟であること」を伝えます。
どうして俺を引き渡してくれなかったんだよ。
と言ってミッキーがエドワードを撃ち、警官がミッキーを撃ち、二人が死にます。悲しい物語。
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感想
学校のシーンでは、カツラをとったり、おちゃらけしていたのが、面白かったです。
ナレーターが手を挙げているおじさんとわちゃわちゃやって、最後は「お前は、おじさんか~」って叫んでました。
そういうシーンは昔なかったような気がします。ちょっとお笑い要素が今回はあったのがよかったです。
サミー兄ちゃんがいなければ、ミッキーは刑務所に入らなくてすんだし、うつにもならなくてすんだのに…そしたら、エドワードを撃たずにすんだかもしれないのに~とかおもっちゃいました。
そんなサミー兄ちゃん、印象にありそうなのに、吉田鋼太郎さんが演じていたとは…ほんと覚えていない。
全体的に人数が少なく、舞台装置も質素で寂しい感じがしました。
うつのシーンもあっさりしていて、最後のシーンは間があきすぎていたかな。
歌とかもいい感じにアレンジされていたのですが、最後だけ不完全燃焼です。
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会場
2階の1番前で見ました。見やすかったのですが、手前の柱?が想像以上に高く、ミッキーが1階客席で走り回るシーンでは一部見えなかったです。
2階席は半分くらいしか埋まっていなったのが残念です。土曜の昼の部で半分って!!
コロナ過なこともありますが、それにしても…他の日は、ポストカードもプレゼントにするくらいだったので、この日はまだ集客できていたのかもしれません。
2階の女子トイレは客席が埋まっていなかったのもありますが、個数が多かったので混みませんでした。
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