劇団新感線の修羅天魔観に行ってきました。
舞台が始まるまで
IHIステージアラウンドまで 豊洲から歩いて20分かかりました。
ゆりかもめの市場前駅からなら近いですが、2駅のために待って電車乗るのが面倒だったので、いつも歩いてしまいます。
都営バス 新豊洲駅停留所 からだと6分くらいなのですが、バスは時間が安定しないのと会社帰りなわけではなかったので電車にしました。
到着したのは開場してから5分程度。
トイレが近い私は、事前にトイレへ直行。トイレは若干並びましたが比較的すいてました。
トイレからでたら混み始めてました。
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舞台
ロックな音楽と赤い照明で始まります。
髑髏城の七人は花と鳥を観ましたが、始まりの音楽と照明部分は変わってない印象です。
髑髏城の七人なので、沙霧が髑髏党に追われているシーンから始まるのは変わりませんでした。
捨之介の登場が極楽太夫に変化したくらいです。
ベースは髑髏城の七人ですが、配役が少し変わる感じの内容でした。
捨之介→極楽太夫
極楽太夫→夢三郎
蘭兵衛→夢三郎
という感じでした。
途中髑髏党の幹部3人で歌うところがありました。
何かのミュージカルのパクリかと思うところがあって笑ってしまいました。
極楽太夫のお披露目シーンでは、華やかな衣装を着た天海さんが登場!
着物がすごく似合って、歌うシーンではほんとに映えました。
その時に着ていた夢三郎の黒と水色の衣装、似合ってました。
三五がパンダの衣装に身を包み、かわいさアピールで狭霧に近づいて油断したところで絵図面をとるシーンがあり、前も似たようなシーン合ったような……
1幕はのほほんとした感じで進みましたが、2幕からは全然印象が変わります。
2幕が始まってすぐに夢三郎が天魔王の息子なことが発覚。
向かいの里は天魔王が作り、向かいの里にきた侍たちの情報を入手していたのです。
よくよく考えれば、 蘭兵衛役の代わりが夢三郎以外いないのですが、
まさか髑髏党の人間とは予想していなかったので驚きました。
そして2幕以降の夢三郎こと夢虎の印象がすごく変わります。
しゃべり方も変わり、悪役に。
髑髏党の黒い衣装を着た夢虎は身長もあってすらりとしているので、すごくかっこよかったです。
竜星涼さんはドラマでちょいちょい見てましたが、こんなにかっこいい人だと思いませんでした。
戦いのシーンでは、ぜん三と兵庫と水神坊の戦いのシーンが面白かったです。
吉田メタルさん演じる水神坊がなぜか上半身裸になって筋肉アピールしてきます。
そのチャンスを逃さず、鎌が黒子を使って飛び回ります。
ぜん三と兵庫が黒子を使って飛んだり、二人で腕組んで回ったりしてゲラゲラ笑いました。
また、三五と狭霧、清十郎、宮毘羅の猛突達髑髏党との闘いのシーンでは、なぜかまた髑髏党が歌い始めます。
やっぱりミュージカルのパクリっぽいんですよね。
途中踊るだけで全然戦いを仕掛けてこない髑髏党。
そこに太夫が「長い」と言って鉄砲で殺して終了します。
このシーンもほんと笑えました。
夢虎と兵庫の戦いのシーンは、二人とも身長があってスラリとしていてかっこよかったです。
花鳥の蘭兵衛と天魔王の戦いを思いだしました。
みんなでの戦いのシーンでカンテツが連続して側転していて驚きました!
こんなに動けて面白い人だったんですね。
天魔王が髑髏城から逃げてどいういうふうに終わるのかと思ったら、
天魔王が家康を殺しに行くところに極楽が鉄砲で殺して終わりました。
影武者だった天魔王が信長だったと言い張り、疑心暗鬼になっていた極楽も、天魔王がやはり信長ではなかったことがわかり、自分の手で殺しました。
そこから極楽の回想シーンに入り、劇場1周くらい回転する中で、みんなが過去のシーンを演じてくれていました。
役者さんの移動が大変そうでしたが、これはまたこれでIHIステージアラウンドならではです。
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感想
今まで観た髑髏城の七人で一番面白かったです。
生天海さんは圧巻でした。
やっぱり舞台映えがすごかったです。
ライトアップした時の神々しさと、ほかの人とは違うオーラがありました。
役者さんも名脇役の方が多く、安心して見られました。
今回から休憩時間の出口が結構封鎖されて、トイレ行くの苦労しました。
さらに、トイレに並んでいるだけで休憩が終わるというか、再演5分前でもまだ行列。
ここの会場のトイレ、ほんと困ります。
休憩時間20分って無理があるのでは???
かといって上演時間が長いので、トイレ行かないとか不安すぎます。
舞台自体は楽しくて好きなんですが、座席間の狭さやトイレ問題がいまいちです。
1幕:1時間45分
休憩:20分
2幕:1時間35分
合計:3時間40分
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