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髑髏城の七人Season鳥は面白要素爆発

髑髏城の七人Season鳥を見に行ってきました。

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舞台

赤い照明と音楽がしばらく流れてから舞台が開始します。

沙霧が逃げているシーンから始まるんですが、阿部サダヲさん演じる捨之介が「おにぎりなんだな。食べるんだな」と山下清の真似をして登場します。
今回の捨之介は忍びを全面的にだしているので、爆弾使いという設定でおにぎりも爆弾になっていました。
捨之介が狭霧を助けた後にタイトル表示するんですが、炎のような文字でタイトルが表示されて花が水でタイトル表示だったので真逆でした。忍者衣装だとこっちのタイトルの方が合いますね。

無界の里では、MIKIKOさんが振付した踊りと歌で始まります。
MIKIKOさんらしい振付なのと、振付が生えるような裾がヒラリと舞う衣装だったのもよかったです。
松雪泰子さん演じる極楽太夫がすごくきれいでした。衣装も松雪さんにピッタリな紫色。

池田成志さん演じる贋鉄斎と捨之介シーンはアドリブもあり面白かったです。
贋鉄斎が静電気に打たれて一時的に心臓が止まると捨之介が「こういう時は何か強い衝撃を与えると生き返る」とつぶやいてハンマーで殴ります
それを何回か繰り返すと贋鉄斎が「静電気に耐性がついてるから大丈夫。それに地味にそれ痛いし。喉たたくのやめてくれないかな」とか言いながらまた静電気に打たれて倒れて叩かれるの繰り返し。
しまいには強く叩きすぎてハンマーが曲がってしまい、阿部さんが曲がったのを戻そうとしてました。
ハンマーを一度置いた阿部さんですが、また贋鉄斎が静電気に打たれると素早くハンマーをつかみ殴りかかります。
しまいには一人芝居を始める始末。思わず池田さんも「こんな暗いところで一人芝居やるのやめてくれない?だいたいここ下北じゃないから」と言って会場中笑いに包まれました。

今回の贋鉄斎はかたくなに刀を鍛えるのを断るので、捨之介が爆弾付きの針を贋鉄斎の体仕掛けて脅したら「作らせていただきます。喜んで作らせていただきます」と土下座してやっとつくってもらってました。設定が全然違いますし、このシーン長いです。

天魔王と蘭兵衛の殺陣シーンは見応えがありました。
天魔王演じる森山未来さんは体が柔らかいし、早乙女太一さん演じる蘭兵衛は殺陣のキレがいい。
天魔王も動きが生える衣装だったのでキレイでした。
生で早乙女太一さん初めて見ましたが、殺陣カッコいいです。
このシーンは歌いながら殺陣だったので、殺陣というよりもダンスを見ている感じでした。

そのあとの無界の里で天魔王と蘭丸が乗り込んでくるシーンとか二人が強烈すぎて、捨之介のシーンが霞んで見えました。というか、捨之介のシーン削られている気がします。

贋鉄斎が狭霧たちの前に登場するシーンでも静電気に打たれて一時的に心臓が止まると、「こういう時は何か強い衝撃を与えると生き返る」とつぶやかれて狭霧たちからハンマーで殴られていました。
さらに、百人切りのシーンでは、風車を回して刀を研ぐ(というか捨之介達が研ぎにいく)に行きながら歌うという斬新さ。まさかここで歌われるとは思わなかったです。
そして贋鉄斎が捨之介に刀を渡す場面では、捨之介キャッチできず。あれは、毎回そうなのか今回たまたまなのかどっちなんでしょうか?

最後の水場での戦いのシーンは短かくてちょっと残念。
あのシーン好きなので。水場シーン事態も少な目でした。

さらに最後兵庫が実は剥げているという事実にびっくりしました!
今回の兵庫は「おっとう」で少吉が息子という設定なのにも驚きましたがまさかの剥げ暴露とは想像もできませんでした。
 

感想

今回はサイド席だったんですが、Season花を見に行った時の後部中央席よりも見やすく足元も広くてよかったです。
一部液晶で舞台が隠れて見えない部分もありましたが、後部中央席よりもサイド席の方が見やすいと感じました。

花とは全然印象が違い、鳥の方が笑い要素が強くて面白かったです。
踊りと歌がもっとあるかと思いましたが、そんなに多くはなかったです。
ただ、今回音声が大きすぎたのか席の位置の関係なのか、セリフが聞き取れない場面がちょいちょいあったのが残念。

8月11日に見に行ったので、狭霧役の清水葉月さんの27歳の誕生日でした。
そういう時に見に行ったことがなかったので、舞台挨拶が終わって舞台上にケーキが登場!
貴重な回でした。
阿部さんが清水さんに「今日は誰かに祝ってもらうの?」と聞くと「誰にも祝ってもらいません」と回答する清水さん。舞台連日大変ですね。
 

劇場

ロビー左の階段下に、鳥の仮面が置いてありました。
さらに出演者のサインが書かれた花のポスターが飾ってありました。

最初気づかなかったんですが、帰りに気づけてよかったです!
 

くるりん

新入社員の頃にシステムエンジニアの会社に入社。その後、WEB制作系の仕事に転職しました。

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