現在、WEB制作会社で仕事をさせてもらっています。
どんなことをして転職したか、忘れかけているのでメモしておきます。
経歴
まずは、私の経歴からひもといていきます。
新卒でSEの会社に就職し、数年間業務系システムの開発やメンテナンス作業をしていました。
今の仕事と直接関係のある仕事内容ではないですが、そこでサーバーに触れる機会があったので、FTPの使い方やエディタなど、パソコンのいろはを身につけました。
その後、事務職に転職しました。
この期間に趣味でスクールに通った会社さんから楽天ショッピングサイトの商品登録を頼まれて登録作業を手伝いながら事務職をしました。
全くWEBの知識もないし、楽天ショッピングサイトなんて触ったことなかったのですが、SEやっていたのでパソコンの知識と入力作業が早いということだけで作業を頼まれました。
その時、あまりにもhtmlがわからなすぎたので悔しくて…
事務として働きながら、AFTER5でWEBの勉強をしました。
事務は定時で帰れたので、SEの頃と違い勉強時間は多くとれました。
それから、転職して現在のWEB制作会社で仕事をしています。
勉強方法
私は、リカレントというスクールに通いました。
スクールに行く前は、インターネットアカデミーとリカレントに見学に行きました。
この2スクールに見学に行ったのは、職場から近かったからです。
インターネットアカデミーは自分の好きな時にスクールにきて勉強するというものだったのですが、好きな時間に行くとなると行かなくなる気がしたので、時間割が決まっている方がいいと思ってリカレントにしました。
デジタルハリウッドも時間割が決まっているスクールでしたが、職場から少し離れていて電車移動が必要なのでやめときました。
1年くらいスクールに通って勉強し、簡単なものですが1サイト作成できるくらいまでになりました。
その後、自分でも1サイト作成してみました。1サイトといってもトップページと一部のページを作成しただけのサイトなんですが…
できるだけ、Javascriptを利用したりして動きのあるページを作成してみて、こんなページも作れますアピールできるよう心がけました。
このサイトを利用して転職活動しました。
転職活動
ポートフォリオ作成
WEB制作会社に入社する場合、応募時にポートフォリオが必要です。
まずは、ポートフォリオ作成をします。
私の場合、紙のポートフォリオを作成しました。
紙なので、Illustratorを使って作成してみました。
ポートフォリオに書いた内容は下記の通りです。
- 氏名・メールアドレス・携帯番号
- 自己紹介(住所・生年月日・性別・略歴)
- ソフトウェアやスキル(どの程度できるか星マークで表現)
- WEBデザイナーを目指した理由・目標
- 実務や自主制作サイトの紹介
実務や自主制作サイトの紹介は、サイトキャプチャ画像やサイト説明をサイトごとに書いていきました。
実務というのは、経歴で話した楽天ショッピングサイトのことを書きました。
自主サイトは、勉強方法で記載したサイトのことを書きました。
自分のスキルなどを載せたポートフォリオサイトは作りませんでした。
作った方がいいのはわかっていたのですが、時間がなかったのと紙のポートフォリオで力尽きたので作成しませんでした。
あとは、履歴書と職務経歴書を用意して応募です。
応募~内定
応募方法は、いくつかあります。
- 転職紹介会社に登録して応募
- 派遣会社に登録して紹介
- 転職サイトから応募
- 行きたい会社のサイトから応募
正社員か派遣社員か、就職したい形態によって応募は異なります。
派遣だとすぐに戦力になる方が優遇されそうだったので、今回はやめておきました。
最初、転職紹介会社に登録して応募したのですが、適当な会社を紹介されてよくわからないまま応募して書類選考で落ちるの繰り返しでした。
書類選考が通って面接までいったところもあったのですが、そこの会社はあまり魅力的ではなかったのでお断りしました。
紹介会社を使ってみて思ったのが、紹介会社にとって都合のいいように紹介しているだけで個人の能力などをみながら紹介するという感じではありませんでした。
もちろん、そうじゃない会社もあるとは思います。
ですが、行きたいと思えた会社はありませんでした。
せっかく紹介されていて申し訳ないので応募したりもしましたが、疲れてしまったので紹介会社を利用するのをやめました。
転職サイトで正社員や契約社員の募集をしている会社へ応募しました。
これは、自分が本当に気になるところしか応募しませんでした。
転職サイトで応募するときは、応募フォームから経歴や志望動機、自主サイトのURLを記入して応募します。
書類選考が通ったら、履歴書と職務経歴書、ポートフォリオを印刷したものを持って面接です。
ポートフォリオは印刷したものをクリアファイルに入れて冊子みたいに1ページずつ見れるようにしたものを持っていきました。
応募時に自主サイトのURLは伝えていますが、面接時にパソコンがあるとは限りません。
印刷物がないと、パソコンがない場合、パソコンを取りにいってもらう必要がでてしまいます。印刷したものがあるとスムーズに面接が進みますので、ないよりあった方がいいです。
見事内定がいただけました。
就職
就職した会社に後でどうして採用したのか聞いてみました。
未経験だけど、ポートフォリオもきちんと作って印刷までしてきたのが好印象だったそうです。
何名か面接してきて、ポートフォリオを印刷して持ってきた人が他に誰もいなかったそうです。
スクールでは、転職活動時の基本としてポートフォリオを持っていくものと聞いていたので驚きました。
紹介会社から紹介されていい人もいたそうですが、紹介会社に支払う金額が高いので採用を見送ったそうです。
紹介会社経由で面接していなかったら受かっていた可能性もあるんですね。
入社した後も、採用活動をしている様子を見ていたのですが、端から見ていると転職活動の勉強になりました。
面接の受け答えが全然できていなかったり、自主サイトありますかという質問に、「応募時にURLお伝えしたんで」で終わらせる方もいました。
緊張しているのはわかりますが、受け答えができないと会社でコミュニケーションができないと判断されるんじゃないでしょうか。
私が転職活動でしたことは、基本のことしかしていません。
- 自主サイトの作成
- ポートフォリオの作成、印刷
- 面接の受け答え(会話のキャッチボール)
- 面接時に気になる点の質問
- できないことをできるといわない
私の基本が合っているかはわかりませんが、未経験でWEB制作会社に入社できましたよ。