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ゲキ×シネ『阿修羅城の瞳』は天海祐希さんの妖艶さと市川染五郎さんの歌舞伎節に注目

ゲキ×シネ作品、阿修羅城の瞳2003を見てきました。
上映前に「休憩はありません」のアナウンスがあったので上映中に御手洗に行きたくならないよう、水分補給をしすぎないように気をつけていました。
ただ、上映途中で離席する方もいます。。

この作品はストーリーがしっかりあるけど、その中に笑いも含まれていてのめり込みました。

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あらすじ

出門(いずも・市川染五郎)の前に江戸の闇から魔を祓うために組織された特務機関“鬼御門(おにみかど)”に追われている女つばき(天海祐希)が現れます。5年前まで鬼御門で“鬼殺し”と恐れられる腕利きの魔事師だった出門はつばきをかばうことに。

つばきは5年前以前の記憶がなく、自分が何者かわかりません。
ただ一つ、わかっているのは背中につばきの紋章があること。その紋章の意味を聞きに安倍晴明(近藤芳正)と会うことにしていたんですが、肝心の安倍晴明は、鬼に身を売った邪空(じゃくう・伊原剛志)に殺されてしまいます。

出門は、つばきを昔見たことがある気がすると言い、5年前に自分の身に何が起きたのかを話し出します。

家に火をはなち、鬼を切っていた中で、女の子がいた。その子を見てると怖かった。だけど殺せとその子が言っているようで迷わず切った。それからこの仕事をやめた。

という内容。
その時、つばきの身に異変が!?その時の少女がつばきだったのです。記憶がよみがえり、阿修羅になります。

阿修羅は小さい女の子に姿を変えていて、ある時期に阿修羅になるために成人します。成人した期間は記憶がなく、男と恋に落ちて阿修羅になっていくのです。出門が阿修羅を誕生させたのです。

出門と阿修羅の戦いが始まります。阿修羅は出門に切られることを望み、キスをして結ばれます。
最後、桜の舞う中で出門はつばきの声を聞き、つばきが赤ちゃんを抱っこしている様子が映し出されて終了します。

感想

阿修羅になった天海さんがカッコいい!

歌も天海さんの歌声にあっていて、ストーリーにもあっています。
阿修羅のときは、つばき役の時の妖艶さとは違う、力強さがにじみ出ていますね。

薔薇とサムライからはまって、いくつかゲキシネ見てますが、この作品では
栗根まことさんが出演してない!?しかも高田聖子さんも橋本じゅんさんも出番が少なくてびっくりです!!

天海さん、今でも細いですがこの時の衣装が細さを強調してすごく細く見えます。
阿修羅の時の衣装がお似合いです!!

この作品、友人が何度も見たと言ってましたが、その気持ちもわかるようないい作品です。

金谷プロデューサーのトークショー

東劇セレクション2016春の初回ということで、11時開始のチケットを持ってる人はそのまま着席して見ることになりました。
それもあってか、結構席埋まってました。

客席にアンケートしてみると、舞台を見に行った人も、ゲキ×シネで以前見たことある人もいました。
中には市川染五郎さんファンも。

『阿修羅城の瞳』時代は、まだデジタルではなくフィルムだったそうです。
13年前はフィルムだったなんて、いまじゃ信じられないです。

演出家のいのうえさんは、ゲキ×シネになる際は金谷さんにお任せという感じだそうです。

今回デジタル化するにあたり、15〜20分カットしたそうですが、どこのシーンをカットするかいのうえさんに相談したところ、橋本じゅんさんのシーンをカットしていいというお許しがでたそうです。
金谷さん曰く、じゅんさんのアドリブが多くて公演の度に印象が違かったそうです。

じゅんさんのシーン面白かったですけどね。
少し轟天っぽい演技していた気がしますが気のせいですかね?

こんな裏話が聞けるのもトークショーならではです。
トークショー目当てで見に行ったわけではなく、たまたまトークショーと見に行ける日が重なっただけですがね。。。
 

くるりん

新入社員の頃にシステムエンジニアの会社に入社。その後、WEB制作系の仕事に転職しました。

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