髑髏城の七人 花は映像が壮大で遊園地みたいだった


 
IHIステージアラウンドで公演している髑髏城の七人 花を見てきました。

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劇場

仕事帰りに劇場に向かったので、電車で銀座の方に出て晴海通りを走っている都営バスで新豊洲駅前まで向かい、そこから徒歩で行きました。徒歩6分くらいです。
以前、豊洲PITに行く際もこのバスを利用したのですが、そのときは月曜か火曜だったこともありバスはほぼ定刻で運行していました。今回はプレミアムフライデーで道路が混んでいたためか、バスが停車駅に5分遅れ乗車時間20分くらいかかりました。

バスから劇場が見える(周りに何もないから見通しがいい)ので、迷うことはなかったです。
劇場の右横にはたこ焼き屋さんがありました。時間があれば食べたかったかも。

ロビーは狭いです。
ロビーから劇場に向かう時にベンチがありますが、数は少ないです。
トイレは2階のみ。
トイレの数は多いので、回転がはやいです。

休憩時間と入った時の出口が違ったので迷いました。
どこに出ればいいのかよくわからなかったです。

席は狭いです。通路側の席が埋まっていて、座席に座るために人をかき分けて入らなければいけなかったんですが、どんなに頑張って小ちゃくなってもらっても一足分の間も開かないんじゃないかと思うくらい狭かったです。
後方中央だったんですが、舞台下の方が見えず、演者がしゃがんだりすると何してるかわかりませんでした。
 

舞台 

スクリーンが幕の役割もしていて、スクリーンに映像が映し出さされながら客席が回転します。スクリーンを左右にひらいて舞台が現れたり隠れたりします。
舞台セットによっては開くスクリーンの幅が変わり、スクリーンを開いたまま舞台が回るときもありました。

最初、回転するときは電車乗ってるときの出だしの遠心力がかかる感じがして慣れるまで時間がかかりました。
初めて動くときに思わず「わー」みたいな声が出ちゃっている人もいました。

場面が切り替わるときに映像が全面にでるので、どの場所での場面なのかわかりやすいのがよかったです。
特に、階段登るシーンは映像で実際上がっているような感覚になりました。

最初、天魔王の乱闘シーンから始まり、捨之介が狭霧を助けた後にタイトル表示されました。
そこの舞台セットが滝みたいに水が滴っていて水でタイトルが浮かび上がっているような印象でした。

途中、薔薇サムのエリザベッタがガファスを殴ると黒子が出てくるシーンに似てるところがありました。
白鳥の湖が流れたり、ちょっと面白要素がありました。

小栗君の演じる捨之介が、沙霧に「少しは磨けば輝くかー」と言ってちょっといやらしい目で見るシーンが今回はありました。ワカドクロの時はもっとさわやかなシーンになっていたので、そういうシーンができるような年齢になったのかな。

古田さんの演じる贋鉄斎の服装が筋肉むきむきに血だらけで、完全に面白路線になっていました。
刀に名前をつけて自分自身で斬れ味を感じる設定で、期待を裏切らなかったです。
磁石で敵の刀を吸い付ける設定は残っていました。
水車の原理で刀を砥ぐからくりを作ったけど、水がないからこのからくりは動かせないというシーンがあり、刀を捨之介に届けに来るシーンでは、そのからくりの水車を自転車にしていました。その自転車に乗って「家に帰ってすぐに風呂に入る」みたいなことをつぶやいて右側の袖から登場しました。

兵庫の刀を見た贋鉄斎は、「天海祐希が宇都宮けいこになった。けいこ師匠に謝りなさい」と言っていまいした。

捨之介と贋鉄斎が一緒に敵と戦うシーンでは、贋鉄斎ローラースケートに乗っていました。
みんな大爆笑です。捨之介が敵を斬った刀を贋鉄斎が砥ぐので、二人連携しないといけないシーンです。
途中、捨之介が刀を持ってローラースケートで寄ってくる雁鉄斎待つような場面もありました。完全に古田さん待ちのところが面白かったです。

最後の戦いでは舞台セットに川が流れていて劇場もひんやりしました。
セットがきれいで、迫力があってよかったですが、役者さん達は大変そうですね。歩きにくそうだし。。。

最後のエンドロールは360度回転して、その舞台セットに合った人物が立っていて挨拶してくれました。
途中非常口とかも見えましたが、その演出はこの劇場ならではですし、感動しました。
なんといってもシーンにあった舞台がきっちり作れるのがいいです。
蘭兵衛は両サイドに白い花が咲いている舞台セットに一人背中ごしに顔をこちらに向けているのが印象的でした。

鳥が歌と踊り中心にすると聞いてはいましたが、花はまったく歌も踊りもありませんでした。
とにかく映像がすごかったです。
 

感想

小栗君の演技、昔よりよくなっていました。
捨之介も蘭兵衛も兵庫も身長高かったので、天魔王が低いのが目立ってしまいました。。。
沙霧役の清野菜名さん、アクションできるから蹴り飛ばすシーンとかかっこよかったです。
極楽太夫は、りょうさんピッタリ。綺麗だし、芯が太いところとか合っていました。
青木さんの演じる兵庫も元気いっぱいでしたが、勝地涼さんの印象が強かったので、ちょっと物足りなかったです。

でも、トータルしてよかったです。もう一回見たいと思いました。
ただ、席も狭いし劇場はよくなかったです。
 

新入社員の頃にシステムエンジニアの会社に入社。その後、WEB制作系の仕事に転職しました。

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